昨年から始まり、今年で2回目となるシンガポールでの短期海外研修に学生8名(商船学科1名・情報工学科7名)・引率教官2名(商船学科 湯田教官、総合教育学科 山本教官)の計10名が2024年11月27日~12月5日の日程で来星し、同窓生が駐在するシンガポールという異国の地でどのような会社で働き活躍しているか、生の声を直に聞く機会を設ける機会となりました。

 韓国(仁川)経由でシンガポール入りの予定で日本を出発しましたが、生憎経由空港での乗り継ぎ時に大雪の影響を受け、8時間の機内待機を経てシンガポールに到着。翌日11月28日、N88期(高専23期)天間史明氏を訪問し、海事産業に適したシンガポールの地理/歴史・文化・政策・日本との関係・進出する船舶関連事業・駐在者の受け入れ態勢・住んで感じるシンガポールの人の特色などをプレゼンしていただきました。事前に学校側より研修テーマを与えられているようで、在学生は非常に真剣に耳を傾けメモを一生懸命に取っていました。

 会社訪問を終え、交流会の会場であるMarina One内Marina Food Hallに移動をし、N97期(高専32期)の村上豊氏と合流し、食事はビュッフェスタイルで各々取りたい食事を持ち寄り、時間の許す限り堪能されました。会食中にもシンガポールでなぜ働いているのか?どういったキッカケでシンガポールに来ることになったのか?シンガポールの生活は快適か?どうすれば海外で働けるようになるか?など、今後の就職の事も含め色々と話すことができた交流会となりました。

 学生には、地方企業であっても今は世界規模で活躍する、いわゆる”グローカル”な人材も重要であることを伝え、さらに語学も話せることより、聞けることとの重要性を伝えることのできる交流会であったと思います。

 今後もこのような交流の機会により、社会にでて貢献される学生達に何かしら励みになってくれればよいと思います、また前回に引き続き我々も若かった頃の情熱と勢い、そしてこれからの活力・パワーを充電するいい機会であり刺激になりました。

<会社訪問>

<歓迎会>