10月6日(金)練習船として4代目となる「弓削丸」の進水式が10月6日、岡山県玉野市の造船所(三菱重工マリタイムシいステムズ株式会社)であり、学生や関係者約110人が参加し、商船学科5年女子学生2名が船をつないでいたロープを切って、進水を祝いました。。
 進水式・祝賀会には、国立高専機構谷口理事長、柏木同窓会長をはじめ、5商船の練習船建造にご尽力いただいた山本順三衆議院議員、赤池誠章衆議院議、井原巧衆議院議員も参列し祝辞を述べられました。
 弓削丸は、適性を追求した女子学生専用エリアの他、誰もがスムーズに乗船できる通行設備を備えています。また、災害時における船外給水、給電、支援物資輸送、十分な衛生設備を含む居住設備提供および船舶型携帯電話基地局といった災害支援船としての機能も有しています。
 さらに、船舶と学校を結ぶ船陸間通信装置を搭載したことで、船上での操船実習や機器操縦実習を陸上の学校施設側で同時受講することも可能となり、現代に即した優秀な海技士を養成するための最新鋭の教育環境を提供が可能となりました。